症状固定後の将来の治療費を請求することができるか
■ポイント 1.一般論としては症状固定日より後の治療費は相当因果関係が認められないものとして損害賠償請求が否定されるケースが多い。 2.被った傷害の内容によっては、引き続き保存的治療が必要であったり、リハビリテーションが […]
■ポイント 1.一般論としては症状固定日より後の治療費は相当因果関係が認められないものとして損害賠償請求が否定されるケースが多い。 2.被った傷害の内容によっては、引き続き保存的治療が必要であったり、リハビリテーションが […]
■ポイント 1.物損の場合には慰謝料請求は原則認められない。 2.例外的に、財産価値以外に考慮に値する主観的精神的価値をも認めていたような特別の事情が存在する場合には、物損であっても慰謝料請求が認められ得る。 3.慰謝料 […]
■ポイント 1.物損の場合には慰謝料請求は原則認められない。 2.例外的に目的物が被害者にとって特別の愛着をいだかせるようなものである場合や、加害行為が害意を伴うなど相手方に精神的打撃を与えるような仕方でな […]
■ポイント 1.結論 認定された限度において弁護士費用分の損害は填補されることから、保険金請求権発生の要件を欠くため、保険金請求をすることはできない。 2.理由 弁護士費用特約は、賠償義務者から弁護士費用相 […]
■ポイント 1.結論としては、弁護士費用特約を利用していても、損害項目に弁護士費用は含めるべき。 2.もっとも、その理由の説明方法については、裁判例でも2通りに分かれている。 ①弁護士費用特約の仕組みから説明するパターン […]