オーストラリア法務をトータルでサポート

オーストラリア訪問記(4)

弁護士 髙橋健

1 シドニー・ゴールドコースト訪問

 

 

4月下旬,オーストラリアのシドニーとゴールドコーストを訪問しました。

 

滞在中は,提携先のオーストラリア弁護士の先生と,共同して対応にあたっている案件の打ち合わせやご依頼者とのミーティングを行うとともに,日系企業のオーストラリア進出案件(法務デューデリジェンス案件,合弁事業案件,フランチャイズ案件など)や,遺言相続案件,ビザ申請案件,リース物件の契約案件などを通じて,日豪それぞれの法務を相違点に着眼しながら意見交換を行い,大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

また今回は,オーストラリアの会計士の先生といった同じ士業の方々とお会いできたことに加え,日系企業のオーストラリア進出に伴うマーケティングサービス等を提供している大変興味深い企業様なども訪問でき,その点でも収穫の多い訪問となりました。

 

 

そういった真面目な話題は,今後,本知恵袋でご紹介するとして,今回は,直接見聞き・体験して個人的に印象に残ったことを2つほどご紹介しようと思います。

 

 

2 シドニーに住むなら,ニュータウン(New town)

 

 

今回,シドニーでは,ニュータウンという地区に宿泊しました。

 

シドニーのセントラル駅からは,電車で3駅ほどのところに位置し,また,シドニーのビジネス街の一つであるマーティンプレイス地区(Martin Place)にもバス1本で行けるなど,アクセスがよいところが気に入り滞在することにしたのですが,実際に滞在してみてとても気に入りました。

 

 

まず駅を降りると,レトロな建物が立ち並び,様々な飲食店等がそこに入っています。

シドニー在住の方に聞いたところ,最近,若者に人気の地区のようで,確かに若者が多かった印象です(そのせいか,オーストラリアにしては比較的夜遅くまでお店が開いておりました)。

 

 

このように書くと,「何だか騒がしそう・・・,滞在するにはイマイチなのでは?」と思われるかもしれません。

確かに私も,到着した夜,「あ・・・ミスったか?」と思いました。

 

 

しかしながら,ニュータウンという町は,そのメインストリートから少し外れると,物凄く静かでして,いわゆるベッドタウンとしても十分機能している地区と感じました。

 

私が滞在していた場所は,ニュータウン駅から少し北側に位置していたのですが,夜,とても静かでした。

 

 

そして,特に私が気に入ったのは,駅から少し北側に歩いたところにある公園です(グーグルで調べたところ,「キャンパーダウン・メモリアル・レスト・パーク」という公園のようです)。

 

 

IMG_7141

 

 

上記写真は,日曜日の午後の公園の様子です。とにかくローカルの人達が,親子でラグビー(オーストラリア・・),友達とBBQ,ペットと戯れるなどなど,とにかく楽しそうでした。

 

 

そのような中私は,一人パソコンを開き,黙々と仕事をしていたのですが,心は,未だかつて仕事中に味わったことのない,大変健やかなものでした。

 

 

シドニーに住むのであればニュータウン,ですね(一時滞在のくせに早計に失する)。

 

 

3 国際交流サッカー

 

 

今回の滞在期間中,ご縁があり,オーストラリアに進出している日系企業のブランドマーケティングのコンサルティングや,その戦略開発などを事業としている会社様を訪問させて頂きました。

 

 

本社が物凄く雰囲気のよい(オーストラリアっぽい)湾岸に位置している,若手主体でエネルギーに満ち溢れている,何だか社員の皆さん,それぞれやりがいをもって仕事に取り組んでいそう・・・等,印象に残ったことは数多くあったのですが,やはり一番は,ビジネスの初対面で「サッカーがご趣味のようですね・・・サッカーしましょうか」という大変光栄なお誘いを頂き,本当にサッカーをやってしまったことでしょうか。

 

 

近くに某国際的企業のオーストラリア支社があり,その社員さん方(多国籍)と定期的に昼休みサッカーをされているようで,そこに飛び入り参加させて頂いた次第です。

 

 

オーストラリアの強い日差しの中,ノンストップで約1時間汗を流し,熱中症との戦いの中,ボールを追いかけた時間は,これからのシドニー訪問の際のルーティンになりそうです。

 

 

その後,サッカーが終るやいなや,すぐに訪問先の会社様本社に戻り,シャワー室をお借りして(繰り返しますが,今回,初めての訪問です),遅めの昼食を取りながら,少しだけ双方の真面目なビジネスのお話をさせて頂きました。

 

 

こんなことってあるんですね,の連続で,個人的には今回のオーストラリア滞在の強烈なハイライトの一つとなっております。

 

 

社長様,そして社員の皆々様,数々の無礼をお許しください・・,今後ともお付き合いのほど,どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

【弁護士 高橋 健】

弁護士 髙橋健 のその他の専門知識