すべての記事一覧
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逸失利益(会社役員で,減収がない場合)
-逸失利益 交通事故によって傷害を被り,後遺障害が生じた場合,後遺障害によってそれまで行っていた仕事が今までどおりにはできなくなってしまうということがあり得ます(労働能力の低下ないし喪失)。この場合,後遺障 […]
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【交通事故法務の基礎知識⑧】紛争解決の手段
交通事故に遭われたとき,どうやって損害賠償の問題を解決すればよいか,悩まれる方も多いのではないかと思います。 今回は,交通事故に遭われた場合,その損害賠償請求を解決する方法について,紹介させていただきたいと思います。 1 […]
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会社役員の休業損害
会社の役員に就任されている方が交通事故にあった場合、休業損害の金額について問題になることが良くあります。 一般的に、役員報酬は利益配当とみるべき部分があるため、役員報酬については休業がそのまま減収につながるとは限りません […]
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休業しているにもかかわらず,会社から役員報酬や給与が支払われている場合
-反射損害,肩代わり損害 被害者が交通事故により傷害を負い,休業を余儀なくされたという場合において,役員報酬や給与の支給が停止されているような場合は,事故がなければ得られていたはずの報酬を得られなくなったことを理由に,休 […]
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「飲んだら乗るな」
昨今,飲酒運転に対する罰則が強化されるなど,飲酒運転に対する社会的批判が高まっておりますが,それでも飲酒運転はなくならないのが現状です。今回は,このような飲酒運転をした場合に,運転者や同乗者が負うこととなる法的責任につい […]
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交通事故によるPTSDの発症と損害賠償②
■ポイント 1.主治医がPTSDである旨の診断書を発行していたとしても、裁判所においてPTSDを認定するために改めて厳密に要件への当てはめを検討し、否定する事例があり、診断書の作成経緯、診断書作成の前提事実まで丹念に確認 […]
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後遺障害:外貌醜状について
交通事故により,後遺障害を負った場合,当該障害の等級に応じて,後遺障害慰謝料や,労働能力喪失による逸失利益について,加害者に損害賠償請求をすることができます。 後遺障害の中には,その内容や程度等について,個別具体的な事実 […]
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症状固定の時期
交通事故で受傷された場合、数か月間通院を続けて治療を受けているにも関わらず、ある時期からほとんど症状が回復しなくなることがあります。 その場合、主治医から後遺症であると診断されることがあります。これを、「症状固定」と言い […]
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交通事故によるPTSDの発症と損害賠償①
■ポイント 1.PTSDの認定基準として裁判例で使用されている基準は、心的外傷後ストレス障害のDSM―Ⅳの診断基準(ICD―10の診断基準に言及する裁判例も一部あり)。 2.PTSDを回復が見込めない後遺障害として認定す […]
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【交通事故法務の基礎知識⑦】自賠責保険と任意保険
交通事故に関して,「自賠責保険」や「任意保険」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないかと思います。 今回は,この「自賠責保険」制度の概要と「任意保険」について,解説させていただきたいと思います。 1 「自賠責保険 […]