交通事故のご相談は賢誠総合法律事務所まで

実績・事例紹介

自動車の物損金額が2倍以上認められた事例

当方依頼者は,追突事故により,乗っていた自動車を大きく損壊され,かつ,自動車の中に入っていた高級時計その他の動産を破損されるという被害を被りました。

 

そして,自動車の損害については,当方依頼者が金200万円以上の金額を見積書とともに提示したところ,相手方保険会社は,110万円が妥当であると主張し,その根拠となる見積書も提示してきました。そして,自動車の中に入っていて破損した高級時計などの動産については,相手方保険会社は,ほぼ全く,その賠償責任を認めませんでした。

 

そこで,本件は裁判となりましたが,自動車の損傷については,結局,評価損も含めて金230万円以上を支払ってもらう内容の和解が締結できることとなりました。相手方は,訴訟でも,修理の必要性について非常に細かく争ってきましたが,我々弁護士は,当方の修理見積りの全ての部分について,修理業者へのインタビューを実施し,修理業者名義の陳述書を作成し,その修理の必要性を裁判所に説明しました。その結果,裁判所が,相手方保険会社の主張する金110万円という金額の2倍もの損害賠償金額で,和解勧告をしてくれたものです。

 

そして,車内に積載されていた高級時計や衣類やゲーム機などについても,一つ一つ写真撮影をした写真報告書と,説明文書を作成するなどして裁判所への説明を尽くした結果,合計金120万円以上の損害を認める内容での和解勧告が出され,その内容で和解が締結できることとなりました。

 

このような解決に至るには,最終的には,相手方保険会社のご理解もあってのことですが,当事務所としては,こういったイレギュラーな物損事件でも,できる限りの主張立証を尽くし,保険会社の当初の提示額よりも大幅に増額した金額で解決できることを,誇りに思っています。

Pagetop