松本 政子の記事一覧
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症状固定の時期
交通事故で受傷された場合、数か月間通院を続けて治療を受けているにも関わらず、ある時期からほとんど症状が回復しなくなることがあります。 その場合、主治医から後遺症であると診断されることがあります。これを、「症状固定」と言い […]
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治療費の被害者請求(自賠責保険)
交通事故にあって怪我をしてしまった場合、通常は、怪我の治療が終了した段階で、加害者との間で示談をすることになります。 しかし、治療が長引く場合、治療が終了するまでの間の治療費をずっと被害者が立て替えて支払い続けることは経 […]
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素因減額とは
交通事故にあった被害者が加害者や保険会社を相手に裁判をした場合、「素因減額」が争点になる場合があります。 これは、被害者の精神的傾向や既往症が、症状の悪化などに影響を与えたと考えられる場合に、被害者の損害のうち一定割合に […]
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レンタカー会社の責任
交通事故の加害者が運転していた車がレンタカーだった場合、被害者はレンタカー会社に対して賠償請求をすることができるでしょうか。 自動車損害賠償保障法という法律には、「運行供用者責任」を定めた規定があります。 […]
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人身傷害補償特約のメリット
ご加入の自動車保険に人身傷害補償特約があれば、交通事故の被害者になってしまった場合の損害の補填に役立ちます。 人身傷害補償特約で支払われる保険金の算定基準や限度額はそれぞれの保険会社の約款などでご確認頂く必要がありますが […]
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後遺障害による逸失利益(学生の場合)
後遺障害が認定された場合、将来における逸失利益についても賠償請求できるケースがあることは以前に知恵袋でご説明したとおりです。 逸失利益は、原則として事故前の被害者の現実の収入額を基礎として、その何%かを損失として請求する […]
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後遺症慰謝料について
交通事故で負った傷が後遺症として残ってしまった場合、加害者側の自賠責保険会社を通じて損害保険料率算出機構で後遺症の等級認定を受けることができます。 後遺症の等級は、部位や症状によって第14級から第1級まであります。 &n […]
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後遺障害による逸失利益(将来の収入減少)
交通事故で負った怪我が治りきらずに後遺障害の認定を受けた場合、場合によっては加害者に対して「逸失利益」の賠償請求をすることが可能です。 「逸失利益」とは、後遺障害があることで、被害者の方が本来得られるはずだ […]
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自営業の方の休業損害
給与所得者の方が交通事故にあって仕事を休んだ場合の休業損害は、会社が発行する休業損害証明を基準に算出することができるため、比較的容易です。 しかし、自営業の方が交通事故にあったときの休業損害については、しばしば争点になる […]
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好意同乗(無償同乗)とは
知人が運転する自動車に無償で同乗させてもらった際に事故にあったとき、被害者は双方の運転者に対して損害賠償の請求ができます。 このとき、好意同乗(無償同乗)であることを理由に、被害者の損害賠償請求に対して加害者から減額を求 […]