Point.1

「弁護士にとっての
幸せとは何か」を
誰よりも考える法律事務所
賢誠総合法律事務所は、「どうすれば最高の仕事をご依頼者にお届けできるか」ということだけでなく、「弁護士にとっての幸せとはどのような形か」ということを、ずっと考え続けています(むしろ、後者のために、前者があるとすら考えています)。
つまり、賢誠総合法律事務所は、弁護士を使い捨ての消耗品として扱うことを忌み嫌い、「ずっとこの事務所で幸せになってもらうにはどうすればよいか」ということを考え続けています。「ご依頼者に最高の仕事を提供すること」と「各弁護士が幸せになること」という、ときに衝突しかねない2つの要請を、高水準で両立させること が、当事務所の大きな目標の一つとなっています。
その結果、以下のような実績が生まれ、また、弁護士のための様々なシステムが構築されていくことになりました。このページでは、このような、賢誠総合法律事務所が「弁護士にとっての幸せとは何か」を考え続けた結果としての実績や、システムについて、紹介をさせていただきたいと思います。
Point.2

圧倒的な離職率の低さ
賢誠総合法律事務所は、2010年に設立され、2025年8月現在の時点までの、15年間の間に、46名の弁護士が所属する法律事務所となりましたが、その15年の間で、アソシエイト弁護士の退職者は3名のみであり、パートナー弁護士の離職者は2名のみ です。このような離職率は、同業界の同規模の法律事務所においては極めて稀な低さであるということができます。
賢誠総合法律事務所は、「誰よりも、弁護士としての幸せを考えている」ということを、言葉だけでなく、このような実績をもって示しているものです。
Point.3

圧倒的な女性比率の高さ
さらに、賢誠総合法律事務所は、2024年に、弁護士数が日本で上位50に入る法律事務所を対象に行われた調査において、女性弁護士の比率が「日本一」であると認められました(日本経済新聞調べ。当時の女性比率37.2%)。
賢誠総合法律事務所では、採用活動において女性を優先的に採用しようという意識は全くないのですが、女性と男性を特に区別せず、先入観や偏見なく、「誰もが働きやすい職場」を目指し、そのために柔軟な施策を取ったことの結果、自然と、育休や産休が取りやすく、復帰もしやすく、また、子育てをしながらも仕事がしやすい職場環境が整ったことによるものであろうと思われます。さらに、賢誠総合法律事務所においては、「所内の女性弁護士からの紹介で、新しい女性弁護士が加入してくれる」という嬉しい事例も複数生まれており、それによって、気づけば女性弁護士の比率が日本一になっていたというのが実際のところです。
また、後述のように、賢誠総合法律事務所は、あらゆるハラスメントを忌み嫌う思想を弁護士全員が共有していることから、女性も働きやすい環境が自然に生まれているのかもしれません。
Point.4

弁護士としてのやりがいと
経済的成功、
そして安心を支える仕組み
このような離職率の低さや、女性比率の高さは、決して、理念・理想や美辞麗句という実体のないものにより達成できるわけではなく、やはり、弁護士としてのやりがい、経済的成功、そして安心を支える具体的な仕組みとそれによる実績があってこそ、達成できるものです。
以下においては、賢誠総合法律事務所の仲間となっていただくことを選択肢の一つとしてお考えいただいている皆様に、賢誠総合法律事務所の弁護士の幸せを支える仕組み・諸制度を紹介します。
弁護士の希望と人生設計に適った雇用体系 詳しく見る 閉じる
賢誠総合法律事務所では、各弁護士の希望と、人生設計に適った雇用体系を提示しております。
一般的な新人アソシエイト弁護士は、弁護士法人と雇用契約を締結する一方で、個人事業者としての立場を併有しているという制度を取っています。このような制度を取っている法律事務所は他にもありますが、これにより、各弁護士は、組織の一員であるとともに、個人事業者としての自立、自由、そして経済的なメリット(個人事件による収入と、個人事業者としての税務面での経費算入のメリット)を確保することができます。このような雇用形態(と、後述の事務所によるマーケティング支援)により、賢誠総合法律事務所のアソシエイト弁護士は、個人のスキルを磨きつつ、かつ、大規模法律事務所と同程度の経済的な利益を享受することができているというのが実態です。
そして、「個人事業者として働くのは苦手」という方には、基本給を増額して事務所からの事件の処理に専念していただくという選択肢も提供しており、無理に個人事件をしなくても良い体制も作っております。
さらに、事務所事件についての労働時間を控えめに設定する「パートタイム」の雇用契約なども取り入れており(それでいながら個人事件は受任可能という柔軟な制度も取り入れております)、それによって、子育て世代にとっても働きやすい環境を整えております(賢誠総合法律事務所の子育て世代の弁護士の多くは、日本でトップクラスの効率で経済的利益を上げていると自負しております)。
加えて、中途採用やパートナー弁護士に対しては、給与体制ではなく、一定の経費を納めることで事務所のインフラを利用しながら自らの個人受任事件を自由に受任するという制度も柔軟に認めており、弁護士としての働きやすさと、弁護士業務のクオリティの高さを両立させる制度の在り方を目指しております。
賢誠総合法律事務所は、このような待遇・制度の結果として、業界では珍しいほどの離職率の低さを達成していると考えております。
事務所による「個人」のマーケティングとブランディング 詳しく見る 閉じる
そして、賢誠総合法律事務所の最大の特徴は、このような各弁護士の個人事業者としての側面を、事務所として、最大限に支援しているということです。
賢誠総合法律事務所において、各弁護士は、賢誠総合法律事務所のブランドと、マーケティングツールを存分に使いながら、個人のご依頼者を獲得することができ、それでいて、事務所に支払っていただく経費負担金は低水準に抑えられています。その結果、賢誠総合法律事務所のアソシエイト弁護士は、入所1年目から多くの個人事件の受注を達成し、数年の間に個人事件から相当な収入を得ることができています。また、賢誠総合法律事務所としては、それらの個人事件についても、上質の法務サービスをご依頼者に届けていただかなければならないことから、個人事件に関しても、パートナー弁護士を含む先輩弁護士が喜んで助言を行うという文化を築いております。
職場環境の上質さへのこだわり 詳しく見る 閉じる
さらに、賢誠総合法律事務所は、職場環境の上質さにもこだわりを持っています。
賢誠総合法律事務所では、リモートワーク・在宅勤務も基本的には自由であるものの、出社をして同じ場所で仕事をすることの効用も理解しております。特に、綺麗で格好よく、そこにいるだけで楽しく気持ちが高揚し、お客様にも誇りに思ってもらえるようなオフィスで仕事ができるということは、弁護士にとって大きな励みになり、また、事件処理にも好影響を及ぼします。
そのような考えから、賢誠総合法律事務所では、東京、大阪、京都の三大都市に事務所を構え、東京では、千代田区丸の内1-1-1という所在地にあるパレスビルを本拠にしております。こちらの東京事務所のメインの会議室からは、美しい皇居が見晴らせるようになっており、お客様にもお喜びいただいています。また、大阪事務所は、2025年3月より、淀屋橋に建設されたステーションワンというビルの20階に移転することとなっており、交通至便の場所に最新の設備と共用施設の整った法律事務所を開設できることとなります。そして、賢誠総合法律事務所の発祥の地である京都においては、私たち自らが3階建てのビルを建設し、明るいダイニングスペースや、法律事務所にとって最良と考えられる諸設備を備えた延床面積300坪のオフィスを構えており、所員が快適に過ごしています。
このように、賢誠総合法律事務所においては、職場環境の上質さ、快適さには強いこだわりを持っており、これにより法律事務所としての仕事や人のつながりに良い循環をもたらしています。
自由へのこだわり 詳しく見る 閉じる
さらに、賢誠総合法律事務所は、仕事のクオリティにつながる管理については厳しく徹底しながらも、「管理のためだけの管理」を嫌悪しており、各弁護士の自由は最大限に尊重し、「この規模の法律事務所で、これ以上の自由さは考えにくい」というほどに、各弁護士の自由を尊重しています。
個人事件の受任の支援もそのうちの大きな一つですが、その他にも、出退勤時間の自由、リモートワークの自由、休暇取得の自由など、多くの自由をできる限り徹底しています。また、「不合理な上下関係」はほぼ存在しないことから、職場外での付き合いなども強制的な要素があるものは一切ありません。
そして、特に、パートナー弁護士間では、互いに切磋琢磨し、尊敬しあうという関係を目指しながらも、「互いに評価・査定をする」という考え方を限界まで排斥し、「評価・査定の存在しない世界」を実現しています。
弁護士であることによる数少ない特権の一つは、「自由」であり、その自由を最大限に感じていただくことが、弁護士としての幸せを支える一つの大きな要素であると考えています。
専門化の支援・奨励 詳しく見る 閉じる
弁護士としての幸せ(やりがいの維持・向上や、誇りを持てる仕事の達成、そして、業務効率と経済的成功)には、弁護士として何らかの分野の専門家を目指すことが非常に重要です。むしろ、弁護士としての幸せのためには、専門化が必須とすら言えるかもしれません。
賢誠総合法律事務所では、医師のように、弁護士も専門分野を持つべきであり、そうすることで、弁護士がより良くご依頼者と社会に貢献することができ、各弁護士の幸せにも致命的な意味を持つと信じており、したがって、各弁護士の専門化については、事務所としても強く応援し、支援しているところです。
具体的には、アソシエイト弁護士がなんらかの専門分野を学びたいと考えている場合は、所内でその情報を共有し、そのアソシエイトにはその分野の仕事が沢山流入するように配慮します。また、アソシエイト弁護士がまだ専門分野を見つけられていない場合は、そのアソシエイトに、ある専門分野を提案し、その分野の仕事を多く担当させるという努力をしています。特に後者の努力は多くの法律事務所は行っておらず、「何か専門分野を見つけるように」という指示を出すだけなのが一般であるので、賢誠総合法律事務所のこのようなシステム(事務所から、将来有望でそのアソシエイトにフィットすると思われる専門分野を提案し、その分野の仕事を提供するというシステム)は非常に特徴的なものであると自負しているところです。
賢誠総合法律事務所は、以下のような多数の専門分野のサイトを構築しており、このようなマーケティングにおける努力により、アソシエイト弁護士が専門分野を確立することを支援しております。
日本トップクラスの、業務・ご依頼者の多様さ 詳しく見る 閉じる
賢誠総合法律事務所は、これまでの実績により、多くのご依頼者からご愛顧をいただき、設立15年程度の法律事務所ではおそらく極めて異例のこととは思いますが、顧問契約をいただいている企業様の数は、400社を超えております。現在も、年間50社以上のペースで、新しい顧問契約を締結いただいております。
これだけの数のお客様にご愛顧いただいていることから、賢誠総合法律事務所の扱っている業務内容は、非常にバラエティに富んでおり、債権回収や労働法務等のどのような企業法務事務所でも取り扱っているような業務はもちろん、それに加えて、M&Aや、スポーツ法務・エンターテインメント法務、知的財産関連法務なども日常的に取り扱っております。さらに、お客様の規模もさまざまであり、中小企業のみならず、東証プライム上場企業、あるいはIPOを目指すベンチャー企業からもご愛顧をいただいております。
そして、賢誠総合法律事務所は、離婚、相続、交通事故などの一般民事・家事法務なども非常に重要な分野である(例えば、大企業の代表者の離婚や相続は、ときに、企業のM&Aよりも遥かに大きなトランズアクションを発生させることがあります)と考えており、また、刑事事件についても取り扱っております。これらの分野について、元裁判官や元検察官の弁護士の助けも得ながら、高品質の法務を提供できることも、賢誠総合法律事務所の強みと考えています。
このような賢誠総合法律事務所の業務の多様性は、メインサイトとは別に、以下のような専門サイトを開設していることからもご理解いただけることと存じます。クラシックな法律事務所を志向しながら、これだけの専門サイトを開設している法律事務所は日本でも非常に稀であると思われます。
【企業・ビジネス関連の専門サイト】
・IT法務
・リスクマネジメント法務
・スポーツ法務
・福祉関連法務
・寺社関連法務
・オーストラリア法務
・韓国ビジネス法務
・ビジネスと人権法務
・海外顧客向け国内法務
【一般民事・家事の専門サイト】
・相続
・離婚
・養育費回収
・交通事故
・在日コリアン相続法務
・相続放棄
・オンラインローヤー
以上のように、賢誠総合法律事務所は、業務内容やご依頼者の多種多様さという面では、日本トップクラスの法律事務所であると考えており、このような事務所であることから、所属する弁護士は、多くの選択肢の中から自分の専門分野を選択することが可能となっております。
ワクワクできる機会の提供 詳しく見る 閉じる
賢誠総合法律事務所は、仕事は他人を幸せにするためのものであり、仕事自体は厳しくて辛いものであって当然と考えておりますが、そのような中でも、できるだけ楽しく仕事をしていきたいという思いを持っており、そのために、所属弁護士やスタッフに、「ワクワクできる機会」を提供したいと思っております。
事務所の規模を無理のない範囲で大きくし、東京及び大阪という日本の二大都市に確固たる拠点を構え、所員が思う存分活躍できる機会を創出しているのも、そうすることで、仕事に対してワクワクとした高揚感を持つことができると考えたことが大きな理由の一つです。自社ビルを建築し、自分たちだけのオフィスを自分たちで作るという試みも、こういったワクワクの創出に役立っています。
また、現役メジャーリーガーや元メジャーリーガー、オリンピック金メダリストなどの著名スポーツ選手や、著名人からのお仕事を積極的に受任させていただくことで、所員にまた別のワクワクとした仕事へのやりがいを感じてもらえるようにしています。
さらに、大企業から顧問として頼っていただけるような業務も積極的に受注することで、このような大企業に頼っていただけるというワクワクとしたやりがいを感じていただけるようにしています。
あるいは、弁護士としてのクラシックな紛争処理案件、民事訴訟や刑事訴訟も受任せていただくことで、「戦い、勝ち負け」の世界に飛び込む機会も提供し、勝負ごとに挑むワクワクも提供できるようにしています。
そして、進取の精神で、新しい法務分野を自ら積極的に確立する(たとえば、上記の各専門サイトの開設などもその一つの例です)という実例を示すことで、所員に、開拓のワクワクも提供するように心がけています。
以上のように、賢誠総合法律事務所は、仕事はとても厳しく大変なものであるからこそ、その仕事に関係することで、できるだけたくさんのワクワクを見出し、所員に提供する努力をしています。
知識の共有・伝承 詳しく見る 閉じる
さらに、賢誠総合法律事務所では、相当に多くの弁護士を擁していることの利点を最大限に生かすべく、事務所内での知識の共有と伝承を非常に重視しています。知識・知恵に最大の価値を置く賢誠総合法律事務所としては、この点に最もこだわりをもっており、「知識・知恵を共有できることこそが、多くの人数の弁護士が集まっている最大の強みであり、一人の弁護士ではたどり着けない境地に至ることができる道だ」と考えております。我々の世界には、ときどき、怪物のような天才弁護士がいらっしゃり、そのような方は一人で途方もない知識・知恵を有しておられますが、全員がそのような弁護士になることは不可能です。しかし、賢誠総合法律事務所では、全員の知識・知恵を共有することで、そのような天才に匹敵する法務サービスを、安定的継続的にお客様に届けることを目標にしております。
このような「知識・知恵」の共有は、「ただただデータベースに全ての情報が収まっている」というだけでは足りません。
賢誠総合法律事務所の最大の特徴の一つとして、「調べてから質問せよ」という文化は排斥し、「一人で悩む前に質問せよ」という文化を徹底しようとしていることが上げられます。私たちが、「自分たちのために」勉強をした時代は、司法試験の合格により終わりました。今の私たちは、自分のためではなく、ご依頼者と、社会に貢献するために、勉強をしているのです。そうであるとすれば、ご依頼者にとっては、「正しい答えを、早く」出すことが重要であり、そうすると、「隣に答えを知っている人がいるなら自分で調べる前に早くその人に聞いて、ご依頼者を早く助けよ」というのが法律事務所として正しい有り方であると信じています。はっきり言って、新人弁護士と、経験豊富な弁護士・裁判官・検察官とを比べた場合、その知識量と知識の正確さの違いは、圧倒的・絶望的なものと言えます(雲泥の差があります)。賢誠総合法律事務所は、賢誠総合法律事務所の看板を背負って仕事をする以上、1年目の弁護士も、それら経験豊富な法曹の知識をもって、職務を遂行しなければならないと考えています。そして、そのための最短の手段は、「ちっぽけな自分だけで調べること」ではなく、「先輩に聞き、自分も考える」ことであり、先輩も、それに対して「喜んで質問に答える」ことで、賢誠総合法律事務所のご依頼者を守らなければならないと理解しております。
そのような考え方に基づいて、賢誠総合法律事務所では、元高等裁判所判事を含む経験豊富な弁護士に参画いただき、そのような先輩弁護士と後輩弁護士が常日頃から密接にコミュニケーションを行える関係性を作り、また、日常的に弁護士間での勉強会を開催し、その他多くの知識・情報の共有システムを導入して、「全ての弁護士が最良の知識にアクセスできる体制」を構築しようと日々努力しています。「所内での風通しの良い情報共有、質疑応答の実現」という意味では、賢誠総合法律事務所は日本トップクラスの体制と関係性を構築していると自負しております。
最良のインフラ構築を目指す姿勢 詳しく見る 閉じる
賢誠総合法律事務所は、上記の事務所所在地の選択においても顕著なように、「弁護士としての働きやすさ」をできる限り追求したいという考えを持っています。
その中でも、IT・AIに関する所内インフラの構築については非常に関心が強く、IT・AIに関するインフラは良いものを積極的に取り入れていこうと努力し、実際に、業務に対するIT・AIインフラの貢献は非常に高いものとなっております。
賢誠総合法律事務所は、今後も、弁護士が仕事をしやすいインフラ設備を整え、弁護士が自らの力を最大限に発揮し、存分にご依頼者と社会に貢献できるようにしていきたいと考えております。
ハラスメントを忌み嫌う文化 詳しく見る 閉じる
賢誠総合法律事務所は、弱きを助け、強きをくじく、人権擁護と正義を希求する法律事務所であることから、自らの内部においても、個人の守られるべき人権が守られていない状況はあってはならないと考えており、ハラスメントを忌み嫌う弁護士が揃っております。その結果、ハラスメントはもちろん、不合理な上下関係等についても事務所内には存在してはならないという文化が醸成されております(仕事のクオリティを維持するための上下関係や管理体制、さらには先人を敬うという意味での社会的儀礼や礼節は必要と考えていますが、それと関係のない不合理な上下関係に基づく要請・要望あるいは垣根などは存在してはならないという文化が醸成されています)。
賢誠総合法律事務所は、法律事務所では珍しい内部通報制度も導入しており、ハラスメントが発生した場合にそれに対して対応できる制度作りも進めております。
プロフェッショナルとしての厳しさと、仲間を守る温かさの両立 詳しく見る 閉じる
「プロフェッショナルとしてご依頼者に良い仕事を提供する」ということだけを追求するとすれば、「すぐに結果を出せない弁護士は切り捨てて、所内の人材の新陳代謝を促進し、優秀な弁護士だけが残っていく体制を構築する」という方針が最も合理的かもしれません。
しかしながら、賢誠総合法律事務所のパートナー弁護士は、「自分が起きている時間の大部分を占める仕事の時間を、好きだと言える仲間と共有し、それによって、人間としての幸せを感じていたい」と考えており、その観点から、プロとしての厳しさを持ちながらも、仲間を守る温かさを大切にしています。私たちにとって、一緒に働く弁護士は、「素晴らしい結果を出す手段」であるということに第一義的な意味があるのではなく、「それこそが人生の目的の一つ」であると考えています。そして、優秀な弁護士の多くは、そのような考え方に共感してくれ、私達と長く一緒に仕事をしてくれると思っており、そのような優秀な弁護士同士で知識・知恵が共有され、結果として、ご依頼者や社会に対して「素晴らしい結果」をもたらせるような事務所を作っていくことが目指すべき道だと信じています。
仕事は、誰かを幸せにしてその対価を得るものであり、そのような仕事の本質からすれば、仕事というのは「お客様のため」のものであり、基本的には厳しいものであり、自分が仕事それ自体を楽しもうというのは、特に若手のうちは、このような仕事の本質(他人様からお金をいただいて、他人様を幸せにするのであって、第一次的には自分が幸せになるためのものではない)からして無理があります。しかしながら、賢誠総合法律事務所では、そのような大変な仕事をともに遂行する仲間を大切にして、「支え合うことの幸せ、共感できることの幸せ」は最低限確保しつつ、そのうえで、各弁護士が知識・知恵を高め、「案件の行く末」を自然に予見できるようになり、それによって無理なく人助けができるようになり、最終的にはご依頼者や社会からの尊敬と愛情を獲得し、「仕事それ自体を楽しめるようになる境地」に辿り着けることを目指しております。
弁護士が幸せになるための理念の希求と、維持 詳しく見る 閉じる
当事務所の理念であり、永遠の目標である「ご依頼者と社会から、最高の尊敬され、愛される法律事務所を目指す」という言葉も、「弁護士として、幸せになるには、どのような理念を掲げるのが最良か」という観点でたどり着いたものです。
私たちは、60点の仕事を日本中の隅々、あるいは世界中の隅々にまでお届けするという形を「目指さない」と決めました(そのようなお仕事の在り方も、尊敬すべきお仕事の在り方だと理解しています)。そして、あらゆる分野で、100点の仕事を、世界の隅々にまで届けることは「不可能」であり、それを目指して幸せになれる能力が私たちにあるとも思えません。
私たちは、残りの人生の、限られた時間の中で、自分の専門分野に絞って、100点の仕事を、限られた(自分が好きだと言える)ご依頼者に提供し、それを次世代に承継することを目指すことにしました。それでも100点満点を達成できることは多くはありませんが、私達は、それを目指すことで、「ぎりぎりの及第点」ではない、「卓越した結果」「当事務所だからこそできた解決」を提供してきたことで、今の沢山のお客様からご愛顧いただいているものです。そして、そのように、プロフェッショナルとして100点の仕事を目指すことで、自分の仕事に誇りを持ち、また、自分が好きだと言える人たちに喜んでいただけることが、「弁護士としての幸せ」への最短距離なのだと信じています。
このように、賢誠総合法律事務所の理念は、弁護士として幸せになるにはどうすればよいかという点を突き詰めた結果たどり着いたものです。
賢誠総合法律事務所の弁護士と職員は、現在一緒に働いている仲間、そして、今後当事務所に参画いただく皆さんに、私達と一緒に、仕事における幸せを感じていただきたいと願っております。