すべての実績・事例と
専門知識一覧
-
2025.10.03
財産分与における「2分の1ルール」が修正された事例の紹介
- 財産分与
はじめに 離婚に伴う財産分与における清算の割合は、「2分の1ルール」、すなわち、夫婦が協力して形成した財産に対する寄与度は、特段の事情がない限り平等と考え、2分の1の割合で清算する…
弁護士: 森 遼太郎
-
2025.09.26
有責配偶者からの離婚請求に関する、最高裁判例の分析
- 離婚
1 はじめに 有責配偶者から離婚請求については、最高裁判所が、①夫婦の別居期間が当事者の年齢や同居期間にてらし相当長期間に及ぶこと、②夫婦間に未成熟の子がいないこと、③相手方配偶…
弁護士: 中川真緒
-
2025.09.05
財産分与調停における文書提出命令申立
- 財産分与
1 事案の概要 財産分与調停において、相手方から預金通帳が証拠として提出されましたが、相手方の給与の振込が見当たりませんでした。そこで、相手方が口座を隠していると思われる、ある金…
弁護士: 斉藤聡子
-
2025.09.04
有責配偶者からの離婚請求についての近年の裁判例
- 離婚
はじめに 有責配偶者(不貞等によって婚姻関係を自ら破綻させた配偶者)からの離婚請求についての裁判所の判断基準については、前々回のコラムより解説してきましたが、本コラムでは、同…
弁護士: 長澤正高
-
2025.08.07
未成熟子がいる場合でも有責配偶者からの離婚請求を認容した最高裁判例の紹介
- 離婚の可否・不貞慰謝料等
1.はじめに 前回のコラムで紹介した通り、昭和62年9月2日の大法廷判決(判例タイムズ642号73頁)は、有責者からの離婚請求について、①夫婦の相当長期間の別居、②未成熟子の不存…
弁護士: 長澤正高
-
2025.07.10
有責配偶者からの離婚請求が認められる判断基準について
- 離婚の可否・不貞慰謝料等
はじめに 有責配偶者(不貞等によって婚姻関係を自ら破綻させた配偶者)からの離婚請求は、かつては原則として認められていませんでしたが、現在の判例では、一定の要件を満たす場合には認め…
弁護士: 長澤正高
-
2025.06.13
財産分与対象財産であることの確認を求める訴えに、確認の利益が認められるか
- 財産分与
1 財産分与対象財産であることの確認を求める訴えに、確認の利益が認められるかについて論じた判例があるので、今回はその紹介をしていきます。 2 大阪地方裁判所令和2年3…
弁護士: 渡邉圭輔
-
2025.05.29
財産分与前に配偶者がその所有不動産を勝手に売却することを止めるには?
- 財産分与
はじめに 一般に、不動産に対する処分としては、仮差押えと係争物に関する仮処分が考えられます。 前者は金銭債権の強制執行を保全することを目的とする手続、後者は物の給付請求権(物の引…
弁護士: 岡本共生
-
2025.04.18
離婚と氏について
- 離婚
1 はじめに 民法では、「夫婦は婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と定めており(750条)、婚姻時に夫又は妻のいずれかの氏を選ぶことになります。 それでは、夫…
弁護士: 壽 彩子
-
2025.02.20
円満離婚とは?円満離婚を成功させるための方法・ポイント
- 離婚
円満離婚とは、夫婦が離婚の際に条件について揉めることなく、双方が納得して離婚することをいいます。 この記事では、以下についてわかりやすく解説します。 ・円満離婚のメリット ・円満離…
弁護士: 川上葵